ビデオカード

◎ パーツ選定のポイント 4


主に3Dゲームのためのパーツ。3Dゲームをしないならビデオカードなしでもかまわない

ビデオカードは主に3Dゲームのために使われるパーツ。
多く3DゲームではCPUよりビデオカードに大目の予算を振り分けるほうがよい。

3DゲームをしないならCPU内蔵グラフィックでかまわない。
最近は内蔵グラフィックの3D性能も向上しており、ローエンドのグラフィックカードと同等以上になっている。
軽い3Dゲームであればビデオカードが必要ない場合もある。

ただし、WUXGA(1920x1200)より大きい解像度の為にdisplay portやHDMI2.0が欲しい場合は必要になることがある。
1920x1200までしか対応してないマザーボード、つまりdisplay port(4K/60p対応)やHDMI2.0(4K/60p対応)がついていないマザーボードは多い。
↑そんな事ない。2560×1600まで対応するDVIのデュアルリンクはマザーボードオンボードでも結構ついてる。ただ、デュアルリンク専用ケーブル(普通のDVIケーブルでは不可)が必要で、そのケーブルの値段も高いが。

2D性能は2005年登場のG70世代(Geforce 7x00)で頭打ちになり、以降のシリーズでは3D性能を重視した方向へと転換している。
そのため2Dゲームであれば内蔵グラフィックで十分なものがほとんどである。

1~2年ごとに(アッパー)ミドルレンジを乗り換えていくのがよい

最も発達が早く、その分流行り廃りも早いのがグラフィックボード(ビデオカード)。
長く使いたいからといって無理にフラグシップカードを買うのは無駄。消費電力や発熱、カード長など取り回しが悪く、中古相場の下落も急激。
1~2年ごとに(アッパー)ミドルレンジを乗り換えていくのがよい。

冷えるケースと大容量の電源が必要

ゲーム用のミドルレンジ以上のビデオカードは発熱と消費電力が大きい。
電源(必要十分なパワーが供給できるか)及び
PCケース(エアーフローをさえぎらないか)のページもよく読むように。


◎ 購入時に注意するポイント

■地雷品(※古い情報)
同じGPUを積んだVGAでも、性能に影響する仕様が異なるモデル(いわゆる地雷品)がある。

地雷品が含まれているGPUの例
  • Geforce GTX460 (768MB版は1GB版と比べてVRAM速度とROP数が削減されている)
  • GeForce 9600 GT(256bit→128bitに変更されたモデルが存在する)
  • Radeon HD 6750/Radeon HD 6770(それぞれRadeon HD 5750/Radeon HD 6750のリネーム、UVD3.0非対応)
  • Radeonのローエンドモデル(DDR3・DDR2を使った2種類のモデルがあり、後者は前者の約半分のVRAM速度)

■接続端子・・・

■スロット数・・・大きさ1スロット・2スロットと称していても、隣接スロットが空いていることを前提にした吸気設計のVGAクーラーを採用している場合が多い

■静音性・・・安物のVGAクーラーを採用していると温度や騒音に難がある

■動画再生支援機能・・・Radeon RX 4xx~5xx(polaris)はVP9再生支援のソフトウェア対応が遅れている(2017/04/29時点)。ChromeなどでYoutubeの動画再生支援がデフォルトでは効かない状態

■リネーム・・・旧世代チップの名称を変更しただけの在庫処分品を新モデルとして発売することがある

■店舗注意
  • 入荷ノルマでもあるのか、在庫処分狙いで型落ちカードやリネームカードを執拗に勧めてくる場合が多いので要注意。
  • ユニットコム系列のショップはNVIDIA代理店と資本関係があり、一部の店ではVGA=NVIDIAと言わんばかりの勢いでプッシュしている。




現行GPU   ※2017/04/29更新 2016/12/12価格更新

Geforce

GTX 10xxシリーズが揃いはじめている。

 ↑高性能
TITAN X           pascal GP102  16.3万~ ←Geforce GTX Titan Xと紛らわしいので、Titan X Pascalなどと言う
GeForce GTX 1080 Ti  pascal GP102  万~
GeForce GTX 1080    pascal GP104  6.4万~
   ---ハイエンドの壁(5万円)---
GeForce GTX 1070    pascal GP104  4.2万~
GeForce GTX TITAN X   maxwell GM200  ←終息品
GeForce GTX 980 Ti    maxwell GM200  4.3万~
GeForce GTX 1060(6GB) pascal GP106   2.7万~
GeForce GTX 980      maxwell GM204  2.3万~
GeForce GTX 1060(3GB) pascal GP106   2.3万~ ←ビデオメモリ半分。SM一基削減(cudaコア数が9割など)
GeForce GTX 970      maxwell GM204  2.5万~
   ---ミドルハイの壁(2万円)---
GeForce GTX 1050 Ti  pascal GP107   1.7万~
GeForce GTX 960    maxwell GM206  1.5万~
GeForce GTX 1050    pascal GP107   1.3万~
GeForce GTX 950    maxwell GM206  1.3万~
GeForce GTX 750 Ti   maxwell GM107  1.0万~
GeForce GTX 750    maxwell GM107  1.0万~
   ---ミドルレンジの壁(1万円)---
GeForce GT 740    kepler GK107          ←終息品
GeForce GT 730    kepler GK208/fermi GF108
GeForce GT 710    kepler GK208          ←GT720より少し高性能
GeForce GT 720    kepler GK208          ←終息品
 ↓


■GPUコア・アーキテクチャ(基本設計)

pascal・・・maxwellから大きく進化。ワッパ1.6倍くらい(!?)。16nm
maxwell・・・keplerから大きく進化。性能→1.35倍くらい。消費電力→半分くらい。28nm
kepler・・・2つ昔のアーキテクチャ。28nm
fermi・・・3つ昔のアーキテクチャ。40nm。モバイルGPUは40nmと28nmがある

※maxwellは倍精度浮動小数点演算ユニットが無いため、GPUコンピューティングでは低性能なGPUとなっている。


Radeon

RX 4xx/5xxシリーズ(polaris)が揃いはじめ(既に揃った?)ている。

 ↑高性能
Radeon R9 Fury X   GCN 3rd gen(Fiji)  ←待望のHBM搭載GPU。水冷で静か 6.3万~
Radeon R9 Fury nano GCN 3rd gen(Fiji)  ←待望のHBM搭載GPU。長さが短い(約153mm) 5.0万~
   ---ハイエンドの壁(5万円)---
Radeon R9 Fury GCN 3rd gen(Fiji)  ←待望のHBM搭載GPU。空冷 3.5万~
Radeon R9 390X GCN 2nd gen(hawaii)≒R9 290X  ←2.9万~
Radeon RX 580  GCN 4th gen(polaris20)       ←RX 480 高クロック版。万~
Radeon RX 480  GCN 4th gen(polaris10)       ←2.8万~
Radeon RX 390   GCN 2nd gen(hawaii)≒R9 290  ←2.0万~
Radeon RX 570  GCN 4th gen(polaris20)       ←RX 470 高クロック版。万~
Radeon RX 470  GCN 4th gen(polaris10)       ←2.1万~
   ---ミドルハイの壁(2万円)---
Radeon R9 380X GCN 3rd gen(tonga)  ←1.6万~
Radeon R9 380   GCN 3rd gen(tonga)=R9 285  ←1.5万~
Radeon RX 560  GCN 4th gen(polaris11)  ←polaris11のフルスペック(16 Compute Units)
Radeon RX 460  GCN 4th gen(polaris11)  ←(14 Compute Units)。1.2万~
Radeon R7 370   GCN 1st gen(Pitcairn)=R9 265=Radeon HD 7850 高クロック版
Radeon R7 360   GCN 2nd gen(bonaire)=R7 260=Radeon HD 7790 スペックダウン版
Radeon R7 360E GCN 2nd gen(bonaire)=R7 360クロックダウン版。100W→75W。日本限定GPU
Radeon RX 550  GCN 4th gen(polaris12)  ←
   ---ミドルレンジの壁(1万円)---
Radeon R7 250X GCN 1st gen(Cape Verde)=Radeon HD7770
Radeon R7 250  GCN 1st gen(Oland)=Radeon HD 8670(OEM)
Radeon R7 240  GCN 1st gen(Oland)=Radeon HD 8670(OEM)スペックダウン版
Radeon R5 230  Terascale 2(Caicos)=Radeon HD 7450=Radeon HD 6450 動画再生支援カット版
 ↓


■GPUコア・アーキテクチャ(基本設計)

GCN 4th gen ・・・第3世代から大きく進化。ワッパ1.8倍くらい(!?)。14nm
GCN 2nd&3rd gen ・・・同じダイサイズに回路を3割ほど多く詰め込めるようになる。ちょっと省電力化。keplerの方がそれよりちょっと低消費電力。28nm
GCN 1st gen   ・・・三つ昔のアーキテクチャ。28nm
Terascale 2 ・・・四つ昔のアーキテクチャ。40nm、32nm




Radeon(AMD)とGeForce(NVIDIA)の違い   ※更新停滞中

  • ワッパ
    • 性能あたりの発熱や消費電力はAMDの方が低いとされる。
  • 動画
    • 動画アクセラレーションは同程度。
    • (Linuxで使うならNVIDIAのG200b以降がよい)
    • 動画画質はAMDの方が上。
    • ただし動画再生時に安定しないことが多い。

  • ドライバ
    • nVIDIAの方が上。
    • AMDはアーキテクチャ刷新時のドライバ品質があまりよくない。
    • AMDはドライバの上書きインストールで不具合が起きやすい。
    • そのため、アンインストール後に新しいドライバをインストールする。
    • しかし、アンインストールの方も不具合が起きる事がある。
    • (レジストリデータやファイルが残ったり)
    • 結果、OSの再インストールをしないと解決しないことがある。
    • nVIDIAのドライバは上書きインストールで問題ない。
    • Intelオンボードのドライバの品質はnVIDIAに準ずる。
    • ドライバも上書きインストールで問題ない。
    • ただし、Intelオンボードは大半のゲームで動作保証はしていないので注意。

  • ドライバ入手性
    • AMDはトップページ右上端に小さくある「サポート&ドライバー」から製品を選択せねばならない。
    • その選択項目もわかりにくい上、ドライバダウンロードサイトも英語。
    • ドライバダウンロードページまで行き着くのが困難。
    • 対してnVIDIAはドライバダウンロードサイトへのリンクがトップページから見てわかりやすい場所にある。

  • 機能
    • グラフィックソフトの一部機能ではNVIDIA固有機能のCUDAが使われている。
    • (実用的なCUDA利用機能は少ない)

  • 2D描画
    • 全般にAMDは2D描画がNVIDIAより遅い。
    • (Vista以降では誤差)
    • (XP環境では顕著だが、実用的には問題ない)

  • 最適化
    • ソフト会社と技術提携して自社ビデオカードにのみ高度に最適化させている場合がある。
    • そのようなソフトはNVIDIA側に多いとされる。
    • よって、個々のゲームによって差はあるものの、どちらかと言えばnVIDIAの方がゲーム向きとされる。

AMDの人気が高い時期もあれば、NVIDIAの人気が高い時期もある

ビデオカードはモデルや世代毎に出来不出来が激しく、一概にどちらが良いとは断言できない。
AMDの人気が高い時期もあれば、NVIDIAの人気が高い時期もある。
2chでは、どちらかを絶対視するコアなファンが布教活動をしているため、
2chでの情報は話半分に聞いた方がよい。並べて使ってみれば、さほどの差はない。




DirectX   ※更新停滞中

DirectXのバージョンが上がるほど光や影の描写等がよりリアリティのある映像になる

DirectXはMicrosoftの提供するマルチメディア向けのAPI。
DirectXのバージョンが上がるほど光や影の描写等がよりリアリティのある映像になる。

DirectXを使うにはゲーム・ビデオカード・OSすべてがそのバージョンに対応している必要があるが、同時期に揃えれば特に心配にする必要はない。
DirectX10(10.1、11)対応のゲームもDirectX9の環境で普通に遊べる(ただし当然CPU負荷は上がる)。

DirectX9、DirectX10、DirectX10.1、DirectX11

現状使われるのはDirectX9、DirectX10、DirectX10.1、DirectX11。
WindowsXPはDirectX9までの対応。
WindowsVista不人気のせいでDirectX11対応ゲーム、DirectX10.1対応ゲームは当初あまり出なかったが、Windows7になり少しづつ増えている。

Windows7(OS)のグラフィックはDirectX10.1ベースで作られている

Windows7はDirectX10.1ベースで作られているため、
DirectX10.1以降に対応したグラフィックボードを使うと、
画面描画をGPUで行うことができるようになり、サクサク、CPUの負荷減少になります。

DirectXのバージョンはあまり気にしなくていい

理由は新しいバージョンのDirectXを使おうと思えば、評判の悪いOS(Windows8系)とセットで使わなければならないからです。
そもそも、最近ではスマホ向けなどの非DirectXのゲームが増えすぎて「DirectX不要論」まで出てきている始末ですので。

DirectX11対応グラボ

                  RADEON    GEFORCE

                           GTX690 ← 現行最強
                 HD6990     GTX590 ← 2GPU
      -----------------------デュアルGPUの壁---------------------------
                           GTX680 ← シングル最強
                 HD7970    GTX670
                 HD7950    GTX580
                 HD7870
      ------------------------ハイエンドの壁---------------------------
                 HD6970     GTX570
  補助電源1本最強 → HD7850
                 HD6950     GTX560Ti
      ------------------------ミドルハイの壁---------------------------
                 HD6870     GTX560   ← リファレンスモデルがない
                 HD6850     GTX460 1G
                 HD7770    GTX460 768MB
                 HD6790    
    HD5770リネーム → HD6770     GTX550Ti/GTX460SE
      -----------------------ミドルレンジの壁---------------------------
  補助電源無し最強 → HD7750

    HD5750リネーム → HD6750
      要補助電源     HD6670     GT640
                 HD6570     GT630 ← GT440リネーム
      -------------------------ミドルローの壁---------------------------
                           GT620 ← GT430リネーム
                 HD6450     GT610 ← GT520リネーム
太字は現行モデルのグラフィックカード

Radeon HD 5000系

HD 5970 ←HD5870×2GPU。CF有効タイトルでは現行最強。ただし消費電力も480ほどではないが大きい。
HD 5870/5850/5830 ←5870/5850はDX10以降のAMDで最高傑作とも。5830は消費電力あたりの性能が同格のGTX460に劣る(シリーズ唯一)。
HD 5770/5750 ←5800の1/2。というより5800が5700のデュアルコアというべきか。消費電力あたりの性能では現行最強クラス。
HD 5670/5570/5550 ←5700の1/2。消費電力が低く、静音・省スペースPCでも使いやすい。
HD 5450 ←最廉価。GT 430と同じく再生支援等が目的で3D描画はおまけ。

Radeon HD 6000系

CFXの効率が飛躍的に上昇。ミドルハイ以下の省電力化が際立つ。
HD 6990 ←GTX590に最強の座を奪われたため微妙な立ち位置に。
HD 6970/6950 ←HD6950は同世代中ワットパフォーマンス最強。
HD 6870/6850 ←ワットパフォーマンスに優れるBarts。HD6850までが補助電源1本(6pin)。
HD 6790 ←HD6870から基盤を流用しているためか、補助電源2本。
HD 6770/6750 ←HD57xxのリネーム。UVD3に対応していないのはいかがなものか。
HD 6670/6570/6450 ←Llanoと組み合わせたときのみ使えるギミックがある。下位にはDDR3版が存在する。

Radeon HD 7000系

待望の28nmプロセスアーキテクチャ。前世代と比べてGPGPUへ傾倒。
HD 7970/7950
HD 7870/7850 ←ワットパフォーマンスに優れる。HD7850は補助電源(6pin)1本。
HD 7770
HD 7750 ←ワットパフォーマンス最強。リファレンスの仕様が補助電源不要に。
 ※12年6月現在、HD7000系にハイエンド(HD7990)、ミドルロー以下は存在しません。

Radeon R* 200系

準備中...

Radeon R* 300系

準備中...

Radeon R* 400系

準備中...

Radeon R* 500系

準備中...

GeForce 400系

GTX 480/470/465 ←対応するHD5800よりそれぞれ速いが、消費電力は大きく上回る。比較的バランスの良い470が無難か。465は460と消費電力しか変わらない地雷。
GTX 460 ←480系から若干設計を変更し、効率が上がった。ただしVRAM容量で描画性能まで変わる。768MB版は避けるべし
GTX 460 SE ←GTX460 768MとGTS450の間を埋める性能。
GTS 450 ←460の1/2。VRAM速度まで1/2なので効率があまりよくない。
GT 430 ←450の1/2…と思いきや一部機能が1/8。ここが足を引っ張る為ゲームには全く不向き。

GeForce 500系

GPGPU重視路線継続。
GTX 590 ←デュアルGPU。効率は悪く、最強の代償は大きかった。
GTX 580 ←GTX680の登場までシングル最強の座を保持した。
GTX 570 ←給電ラインに余裕が無いためマザーに負担が。8pin使えよ・・・
GTX 560Ti ←GeForce500系ミドルハイの牙城。
GTX 560 ←リファレンスクロックが存在しない。消費電力、発熱ともにGTX560Tiに劣る。
GTX 550Ti ←GTX460(768MB版)に劣る程度の性能。
GT 520 ←ゲーム以外の性能はintel HD3000と同程度。

GeForce 600系

待望の28nmプロセスアーキテクチャ。GPGPUが切り捨てられている。
GTX 690 ←デュアルの効率が改善され、絶望的だったワットパフォーマンスが劇的に改善した。
GTX 680/670 ←大幅な省電力化。発熱が減ったのでパーツ選択の幅が広がった。
GT 640 ←ミドルローに現れたKeplerカード。前世代に比べてワットパフォーマンスが大幅改善。
GT 630/620/610 ←それぞれGT440/430/520のリネーム。
 ※12年6月現在、600系ミドルカードは登場していません

GeForce 700系

準備中...

GeForce 900系

準備中...

GeForce 1000系

準備中...


GPGPU   ※更新停滞中

グラフィックカードをゲーム以外にも利用しようという技術。
動画再生時のCPU負荷を低減できたり、対応ソフトが必要だがエンコードの一部をGPUが担当することにより通常よりも高速にエンコードできるメリットがある。
高速動画エンコードの分野では、インテルCPUの内蔵GPUに搭載されるQSVにその座を奪われているのが現状である(2011年2月現在)。
また最近では、Internet Explore 9 などWebブラウザでもGPUの性能を使い、Webサイトの表示を高速化される技術が開発されている。


GPUの技術

NVidia DSR(Dynamic Super Resolution)

フルHD(1920x1080)などのディスプレイに、4K(3840x2160)やWQHD(2560x1440)などの映像をダウンスケーリング(縮小)して表示する技術。
大きな解像度を縮小して表示するため画質が良くなる。
ただし大きな解像度を処理するため、当然ながらパソコンにかかる負荷は高くなる。

「フルHDだからスペックこのくらいでいいやー」という考えは甘いかもしれない。

AMD FreeSync(≒Adaptive-Sync)
Nvidia G-Sync

ゲーム中に、どうしても発生するカクツキやズレが対策される。
対応ディスプレイと対応GPUが必要。

垂直同期ONの場合に、リフレッシュレートに間に合わないと、同じ映像が再び表示されカクつく「スタッタリング現象」。
垂直同期OFFの場合に、リフレッシュレートを超えると、描画が終わる前に、次の描画が始まり、水平方向のズレが発生する「ティアリング現象」。
これらを、モニターではなく、GPUの方でリフレッシュ・タイミングを決めることで対策する。

例えば、60hzなら1枚の画像を0.016666.....秒以内に届けないといけないが、
届けられなかった場合、
例えば、0.019秒後なら、0.019秒後に書き換え始める。

■対応GPU
  • AMD FreeSync(≒Adaptive-Sync)・・・GCN 2nd gen 以降
  • G-Sync・・・GTX 650 Ti boost以上のGTXシリーズ。(GTシリーズは非対応)

  • また、共にDisplayPort出力に対応したビデオカードである必要がある
  • FreeSyncは2016年、HDMIに対応。(Adaptive-Syncも?)

■対応ディスプレイ
  • 徐々に増えてきている。2016年1月現在

FreeSyncとAdaptive-Syncは同じ技術

  • FreeSync・・・AMD公認。AMDが検証を行って動作を確認したもの
  • Adaptive-Sync・・・VESA標準規格。AMDによる検証なし


AMD Fluid Motion Video

24pで制作されているBlu-ray映像の中間フレームを生成し、60pに増やすことで滑らかに再生する技術。

対応GPU
  • GCN 2nd gen 以降の、GPU
  • GCN 2nd gen 以降の、6GPU以上のAPU内蔵GPU

対応ソフト
  • PowerDVD
  • いくつかのフリーソフト。(Bluesky Frame Rate Converterを利用。後述)

類似の技術にSVP(Smooth Video Project)があるが、そちらはGPUメーカー不問。GPUなしでも、一応、使えるようだ。

Bluesky Frame Rate Converter

DXVA(DirectX Video Acceleration)からFluid Motionの機能を利用できるDirect Showフィルタ「Bluesky Frame Rate Converter」。
24pや30pの動画を60pに増やすことができる。

こちらはGCN 1st genから利用可能。
動画再生ソフトも無料のMPC-HC/MPC-BE/PotPlayer/Qonohaなどが利用できる。
またインテルのHaswell以降の内蔵GPUにも対応している(?)。
対応OSはWindows8以降。


NVIDIA 3D Vision

対応のゲーム、写真などを3Dで視聴できる。

動作環境
  • 3D Vision メガネ キット(充電器/コントローラー付き)
  • 対応ディスプレイ/TV/プロジェクター。120Hz入力対応の製品なら何でもよい(?)
  • GPUはGTXシリーズ推奨
  • Vista以降のWindowsPC



VR

バーチャル・リアリティー。
HMD(ヘッド・マウント・ディスプレー)を頭に被り、ゲームやビデオ鑑賞/スポーツ観戦などをする。

目の成長を阻害する可能性があり、13歳未満は使用禁止の製品もある。



グラフィックボードと電源の目安一覧表   ※更新停滞中

DX11対応グラフィックボード版。(カッコ内は+12Vの容量)。
あくまでAMD、NVIDIAの推奨する最低電源容量ですので、皮算用にて各自確認を。
特にGeForceは一部でTDP詐欺と言われる程あてになりませんので、注意してください。

電源容量 グラフィックボード
RADEON GeForce
300W (276W 23A)   GT440以下のモデル GT520
350W (312W 26A)   GT640
400W (360W 30A) HD5670、HD6670以下のモデル  
補助電源 ↑いらない ↓必要
400W (360W 30A)   GTS450 GTX550Ti
450W (396W 33A) HD57xx HD6750 HD6770 GTX460 GTX560 GTX660Ti
500W (432W 36A) HD58xx HD6790 HD68xx HD6950 HD77xx HD78xx HD79xx GTX560 GTX560Ti GTX670
550W (480W 40A) HD7970 HD6970 GTX570 GTX680
600W (576W 48A) HD5870Eyefinity6E HD6870X2 GTX580
650W (624W 52A) HD5970 GTX690
700W (684W 57A)   GTX590
750W (744W 62A) HD6990  

ATi & nVIDIAの推奨する最低容量。(カッコ内は+12Vの容量)。

電源容量 グラフィックボード
DX11 or DX10.1 DX10
350W (312W 26A) HD4670、H5670以下のモデル 9500GT 9600GTGE
補助電源 ↑いらない ↓必要
400W (360W 30A) HD5750 HD4770 HD4830 9800GT 9600GT
450W (396W 33A) HD5770 HD4850 9800GTX+ GTS250
500W (432W 36A) HD4870 GTX260
550W (480W 40A)   GTX275 GTX280 GTX285
600W (576W 48A) HD4850X2 9800GX2
650W (624W 52A) HD4870X2 GTX295

(HD4670 HD4830 HD4850X2はTDP・ベンチデータより推測)

あくまで“最低”。
HDD台数やCPU等によって変わるため、皮算用にて各自確認を。
大体TDP1~2ランクorHDD2~3基増加毎に容量UP。

電源容量および各系統ピーク時70%以下が目安。



複層利用(マルチGPU)

処理能力の大幅な向上

複数個のGPUによる並列処理により、処理能力の大幅な向上が期待できる。
ビデオカードを、同一のマザーボード上に複数枚挿入し、それらを電気的に接続する。
現在は最大4個のGPUを並列動作可能となっている。(GPU2個搭載ビデオカードは2枚まで、通常の単一GPUビデオカードは4枚まで接続可能)。

AMDではCrossFireX、nVIDIAではSLIと言い、同じビデオカードでそろえるのが望ましい

AMDではCrossFireX、nVIDIAではそれをSLIといい、どちらかのグラフィックチップメーカーでそろえる必要があります。
CFX規格はオープン化されているので、PCI Express×16スロットを2つ以上搭載した最新のマザーボードであれば構築できます。

一方SLIは有料のライセンス制をとっており、許可された一部のチップセット、マザーボードのみで可能です。
許可されているチップセットは、intelの場合、
  • X系チップセット。(2016年8月現在はX99)
  • Z系チップセット。(2016年8月現在はZ170やZ97)
です。(※但し、Z系でもSLIができないボードもあります)

CFXやSLIを最大性能で活かすには同じビデオカードでそろえるのが望ましいです。

CFXやSLIが積極的な選択肢に入るのは、フラッグシップのビデオカードを使ってもまだ性能が足りない場合

ただし、高消費電力のため、電源及び冷却性の大幅な強化が必要になります。
にもかかわらずCFXやSLIの効果があまり現れないゲームも多く、特有のバグやラグが出ることもあります。
CFXやSLIに対応していないゲームではそもそも効果がありません。

ですので、CFXやSLIで組むよりもワンランク↑のビデオカードを選んだ方が良い場合がほとんどです。
CFXやSLIが積極的な選択肢に入るのは、フラッグシップのビデオカードを使ってもまだ性能が足りない場合でしょう。

Pascal世代ではDual-Link SLIモードが標準に。またGTX1060はSLI非対応に

NvidiaのPascal世代では、SLIコネクタ2つを「SLI HBブリッジ」で同時接続する「Dual-Link SLIモード」が標準になりました。
そのため、SLIは2枚までとなっています。

コネクタ一つだけを使い、3wayや4wayで並列動作させたい場合は、NvidiaにEnthusiast Keyを発行してもらわなければなりません。
Enthusiast Keyは、Nvidiaのサイトで申請できます。

尚、GTX1060はSLIに対応していません。
SLIに対応するPascal世代のGPUは、GTX1070以上となります。

SLI PhysX

GPGPU技術として、もう一枚のグラフィックボードをPhysX処理専用に割り当てるSLI PhysXがある。
SLI PhysXはマザーボードがSLIに対応していなくても利用できる。
Physxを使うゲームで、フレームレートが低下する場合などに効果がある。
ただし対応ゲームは少ない。



参考 各動作環境

■マインクラフトの動作環境■


■BF4の動作環境■


■Fallout4の動作環境■


■SKYRIMの動作環境■

Photoshop CS4以降はOpenGLに対応

Photoshop CS4以降はOpenGLに対応しています。CUDAではありません。間違えないでください。
またNVIDIA CUDAに対応したMercury Playback Engineが搭載されているものはPremiere Pro CS5です(Photoshop CS4/CS5にはそんなものありません)。



3DCG/CAD

Quadro   ※2016/01/31更新

DirectXではなくOpenGLのソフトで推奨されるのはQuadro(クアドロ)シリーズ。
OpenGLを高速/高精度に処理する。

また安定動作/正常動作しやすい(重要)。
プロ向けの高価なビデオカードが多いが、2万円クラスの製品でも個人ならばたいてい十分な性能がある。
使用ソフトの推奨環境を事前によく調べておこう。

OpenGLは3DCG/CAD/動画/画像ソフトで使われることが多い(Maya/Blenderなど)。
最近ではOpenGLで動作するゲーム「マインクラフト」も人気がある。

Maxwell 世代のQuadro

maxwellは倍精度浮動小数点演算ユニットが無いため、GPUコンピューティングでは低性能なGPUとなっている。

 ↑高性能
Quadro M6000  maxwell  GM200GL 60万~
Quadro M5000  maxwell  GM204GL 26万~
Quadro M4000  maxwell  GM204GL 14.5万~
Quadro K2200  maxwell  GM107GL 5.5万~
Quadro K1200  maxwell  GM107GL 4万~
Quadro K620   maxwell  GM107GL 2万~
 ↓

Kepler 世代のQuadro

こちらは倍精度浮動小数点演算ユニットあり。

 ↑高性能
Quadro K6000  kepler  GK180GL 55万~
Quadro K5200  kepler  GK180GL 23万~
Quadro K5000  kepler  GK104GL 23万~
Quadro K4200  kepler  GK104GL 11万~
Quadro K4000  kepler  GK106GL 11万~
Quadro K2000  kepler  GK107GL 5万~
Quadro K2000D kepler  GK107GL 5万~
Quadro K600   kepler  GK107GL 2万~
Quadro K420   kepler  GK107GL
Quadro 410    kepler  GK107GLM
 ↓

FirePro

NvidiaのQuadroに対してAMDのFireProシリーズがある。
しかしマイナーなためか、ドライバ開発に本腰を入れておらず(?)安定性に欠ける場合があるらしい(噂)ので省略。



マルチディスプレー

準備中...


グラフィックチップが決まったら

 
  • オリジナルファン搭載のビデオカードが人気
    • 静音性が高い
    • 冷却性が高い
    • 近年のビデオカードはPCパーツの中で一番の熱源
    • その冷却のための、ファンが大きな騒音元になります
    • 同価格帯ならば、オリジナルファンを搭載し、静音性・冷却性を高めたビデオカードが人気となっています

  • 大量にVRAM(ビデオメモリ)が必要なゲームなら...
    • VRAM(ビデオメモリ)が強化されたビデオカード

  • デュアルディスプレイがしたければ...
    • DVIやHDMIやDP出力が2つ以上あるもの

  • Blu-ray Discや地デジを見る場合
    • HDCP対応のビデオカード。(2016年現在では、当然のごとく対応している。2007/2008年あたりのビデオカードから(?)対応)
    • ハイビジョンテレビに表示させたい場合は、HDMI対応のビデオカード。(HDTVはアナログ接続)

オススメのビデオカード・メーカー   ※更新停滞中

GeForce=ELSA、Leadtek、ASUS。この3社はGeForce御三家と呼ばれている。
RADEON=SAPPHIRE一択。それ以外はあまりよくない。

玄人志向は壊れやすかったりファンがうるさかったりするのでやめとけ。



リンク


■ 2ch検索

■ 古いゲームにおける性能比較(?)



今後のデスクトップGPU 発売予定   ※2017/04/29更新

Nvidia 予定

2017年05月?  GTX 1030
2018年前半?  Volta(?nm/Voltaアーキテクチャ/PCIex16?)

AMD 予定

2017年05月?  Vega(?nm/?アーキテクチャ/PCIex16?) ←GTX1070以上とのライバル
2018年前半?  Navi(?nm/?アーキテクチャ/PCIex16?)








  

  • 最終更新:2017-04-29 15:22:28

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