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電源

◎ パーツ選定のポイント 7
 
スコア性能やPCの使用感に直結しないため無視されたり適当に選ばれることも多い電源ですが・・
ないがしろにはしたくないパーツです。死に際に他パーツを巻き添えにする場合もあります。
容量だけでなく、配分や質・安定性など、完全無欠は無いにしても信頼できるものを選びたいものです。
 
 

■ 選び方


希望構成をテンプレの皮算用計算機にかけ、おおまかな消費電力を推測する。
 ※計算機はCPUをTDPで計算するため、定格使用なら実際の消費電力はもう少し下がる可能性がある。
 ※光学ドライブ、HDD全基、CPU、VGAが同時にフルロードになるのは電源投入時の数秒間のみ。ここを乗り切れるかがポイント。
 
増設を特に予定していない場合、各電圧の出力、総出力が60%~70%になっていればまず問題ない。
増設のマージンを見たいなら、総容量よりもまず+12Vの出力を確認するように。CPU以外の+12Vと+12V合計に余裕を持たせると良い。
総出力も若干余裕を持たせるように。
 
過剰な容量を選択しても実使用上あまり悪影響はない(若干効率ダウン、若干騒音UP程度)が、初期投資を減らしたいなら熟考を。
ハイスペックPC(高消費電力のPC)を組んだ場合、それだけ電源の発熱も増える。
そのため、ハイスペック構成にする場合、ケチらずいい物(日本製105℃コンデンサ・ガラスエポキシ基板等)を選ぶようにしたい。
Core i7構成でOCを予定している場合、+12VのCPU部分が19A以上のものを推奨。太ければ太いほど良い。
 
 

■ 電源計算

 
電源容量 ☆ 皮算用 ☆ 計算機。
eXtreme PSU Calculator Lite (Capacitor aging 20-30%にする)
ASUS 電源用ワット数計算機
 
 

■ 変換効率

 
80PLUS認証を受けた電源は、変換効率80%以上です。変換効率が高いと電気代が安くなります。
更に80plusには、変換効率に応じて金>銀>銅>スタンダード(白色)のランクがあります。
 
80Plus Netzteile - die Ubersicht
80PLUS認証プログラム
PC電源変換効率 ☆ 計算機。 (変換効率による電気代の比較)
 
 

■ その他

 
2chの電源関係スレッド (2ch検索)
2chの電源関係スレッドまとめ
消費電力/低消費電力PC - usyWiki
 
 

■ プラグイン方式(脱着方式)


不必要なケーブル取り外しが可能なタイプで、エアフローや外観の向上などの効果がある
非プラグイン方式(直出方式)に比べて高価。ケーブルの紛失や、拡張時に電源を取り外す手間が余計にかかる場合があるなどデメリットも
特に裏配線可能なケースの場合はメリットも薄れるため、こだわる必要はないかも
 
 

推奨

 
  • 使用頻度のあまり高くない人、3年は持てばという人
    • 玄人志向「KRPW-Vシリーズ」、Antec「Earth Wattsシリーズ」
  • それなりにヘビーに使う人、長持ちして欲しい人
    • Corsair、Antec「Truepower New シリーズ」、SKYTEC 「EVOLUTIONシリーズ」、Thermaltake「Q静シリーズ」、Seasonic「S12・M12シリーズ」
  • 静音重視
    • Antec「Truepower New シリーズ」、Scythe 「超力シリーズ」、Antec「Signatureシリーズ」、Corsair「CMPSU-850HXJP/750HXJP」、Seasonic「M12D・S12シリーズ」、玄人志向「KRPW-V500/V600」、ENERMAX「MODU・PROシリーズ」
  • ハイエンド
    • Corsair「CMPSU-850HXJP/750HXJP」、Antec「Signatureシリーズ」、Seasonic「M12Dシリーズ」、Zippy「HU2シリーズ」、SilverStone 「SST-ZM1200M」
 
 

レビュー記事

 
 
 

■ よく名前の挙がるメーカーと代表的な機種解説

 

Seasonic

 

S12シリーズ 80Plus

  • SS550HT +12V 18A/18A/18A/18A(各ピーク21A) 計41A 650W版は計52A
MODU、Pro、M12と並び定番。日本製105℃コンデンサ・ガラスエポキシ基板使用。低ノイズ。3年保証
 

M12シリーズ 80Plus プラグイン電源

  • SS600HM +12V 18A/18A/18A/18A(各ピーク21A) 計48A 700W版は計56A
MODU、Proと並び定番。6cmファン+12cmファンのデュアルファン構造。ガラエポ基板と日本製105℃コンデンサ使用。 6cmファンのカラカラ音がある程度有るため注意。3年保証
 

M12Dシリーズ 80Plus Silver プラグイン電源

  • 750 +12V 38A/38A/(各ピーク42A/1秒) 計62A 850W版は計70A
Seasonicの最新重量級モデル。80Plus SILVER 取得。日本製105℃個体コンデンサ、ガラエポ基板採用 新しいファンを搭載し、騒音が低下している。3年保証

Xシリーズ 80Plus Gold プラグイン電源(フル)

  • 650 +12V 計54A -750は計62A
Seasonicの最新重量級モデル。80Plus GOLD 取得。日本製105℃個体コンデンサ、ガラエポ基板採用
全ケーブルプラグイン 5年保証
 

スーパーサイクロン 80Plus

  • SS400ET +12V 17A/17A(各ピーク20A) 計30A
Seasonicの低出力低価格モデル。
 
 

ENERMAX

 

Pro82+(非プラグイン) MODU82+(プラグイン) 80Plus Bronze

  • EPR/EMD425AWT +12V 22A/22A/22A 計33A  525 +12V 25A/25A/25A 計40A  625 +12V 25A/25A/25A 計50A
現在の主力モデル。定番の1つ。
排気が非常に弱いため、扱いには注意が必要。密閉型で排気ファンと設置位置が近いケース(SOLOやbalance等)で
この電源を使うと排気が更に弱くなり、逆流することもありえるため非常に危険。上部に電源を設置するタイプのケースの場合、避けた方が無難。
コンデンサはオール日本製で85℃と105℃混在。日本の電圧と相性が悪く効率はBronzeの力は発揮されない。標準80Plus並。+12Vは太く扱いやすい。
非ALL105℃コンデンサ、非ガラエポ基板
回転数は低いが、ファンのノイズ(カラカラ音)がある程度有るため、超静音構成(目安としてケース・CPUファン共に12cm800rpm以下常用)には向かない。 3年保証
 

INFINITI EIN-JCシリーズ 80Plus プラグイン電源

  • 650 +12V 28A/28A/30A 計52A  720 +12V 28A/28A/30A 計56A
ガラスエポキシ基盤とオール日本製コンデンサ使用。MODUやProと違い排気が弱すぎることもない。
電源OFF時、PC内の温度が高いと再通電してファンをまわし排熱する機能有。総合的に優秀な電源。 3年保証
 

ENERMAX LIBERTY ECOシリーズ 80Plus プラグイン電源

  • 400 +12V 22A/22A/ 計32A  500 +12V 24A/24A/ 計38A  620 +12V 30A/30A/ 計48A
LIBERTYを80Plusに対応させた最新モデル。評価待ち。超静音電源のためエアフロー注意。
 
 

Antec


Truepower New シリーズ 80Plus bronze OEM:Seasonic プラグイン

  • TP-550 +12V 20A/20A/20A/20A 計45A  TP-650 +12V 20A/20A/25A/25A 計54A  TP-750 +12 25A/25A/25A/25A 計62A
80Plus Bronze・低騒音・5年保証・安定出力・プラグイン ・低価格
とCorsairに負けない優等生。コンデンサは85℃ニッケミ
 

Earth Watts EAシリーズ 80Plus OEM:DELTA(以前はSeasonic)

  • EA430D +12V 17A/16A 計30A  500D +12V 22A/22A 計34A  650 +12V 22A/22A/25A 計45A
650Wモデル以外はストレート排気。Antecのケース付属電源もSonata Plus以外はEAシリーズが使われている。
80Plus取得、12V出力はそこそこ、安価だが性能はなかなか。コストパフォーマンス重視ユーザーの定番。
コンデンサは安価な物を用いているため、高消費電力構成、耐久性にこだわる場合は注意。3年保証
※リンクスのサイトで紹介されているEA-500、EA-430は旧モデル(Seasonic製)、
現在流通しているのは「D」の付いたEA-500D、EA-430Dだが旧型番のまま売られていることが多い。(デルタ製)
 

Signature SGシリーズ 80Plus Bronze OEM:DELTA プラグイン電源

  • SG-850 +12V 22A/22A/25A/25A 計65A
ストレート排気タイプ、18cmと長いためP18xシリーズで使う場合は下段ファンと干渉ギリギリ。
2重基板構成、効率、電圧の安定度、使用コンデンサ、静音性どれをとっても非常に優秀で最高クラスの電源。
自作板ナイス電源スレ一番(?)人気。5年保証
ロット変更でコンデンサの質ダウン、静音UP?Gold認証取得のサーバー向けモデルSG-1200も登場予定
 
 
 

Corsair


Seasonic&CWTのOEM
ALL日本製105℃ハイグレードコンデンサ ガラスエポキシ基板 ADDA社12cmWBBファン採用
80PLUS認証 電圧安定 低ノイズ 5年保証 参考になる(信頼できる)レビューにて金・銀獲得
 
CMPSU-400CXJP* Seasonic 1系統30A 2次側OST 非ガラエポ 3年保証
CMPSU-450VXJP* Seasonic 1系統33A 非ガラエポ
CMPSU-550VXJP*   CWT   1系統40A
CMPSU-650TXJP* Seasonic 1系統52A
CMPSU-750TXJP*   CWT   1系統60A YATE LOON社14cmWBBファン
CMPSU-850TXJP*   CWT   1系統70A YATE LOON社14cmWBBファン
CMPSU-450HXJP* Seasonic 1系統33A プラグイン 80Plus Bronze 7年保証
CMPSU-520HXJP* Seasonic 3系統40A プラグイン
CMPSU-620HXJP* Seasonic 3系統50A プラグイン
CMPSU-750HXJP*   CWT  12V1系統 プラグイン YATE LOON14cmWBBファン 80PLUS銀 7年保証
CMPSU-850HXJP*  CWT  12V1系統 プラグイン YATE LOON14cmWBBファン 80PLUS銀 7年保証
CMPSU-1000HXJP   CWT   2系統80A プラグイン YATE LOON社14cmWBBファン
 
迷ったらコルセア。コルセアを選べば失敗はしない
 
 

玄人志向

 

KRPW-Vシリーズ OEM:Enhance

  • 560 +12V 20A/20A 計40A
台湾製ではあるがALL105℃コンデンサで安定性も高く、お薦めの低価格電源。1年保証
 

KRPW-Jシリーズ 80Plus OEM:Enhance

  • 600 +12V 32A/32A 計48A ファン回転数880-1700rpm
ALL日本製105℃コンデンサ。Vシリーズ同様コストパフォーマンス良好。1年保証
 
 

サイズ

 

超力 80Plus OEM:Enhance プラグイン電源

  • 600 +12V 32A/32A 計36A ファン回転数450-1100rpm
玄人志向のKRPW-Jシリーズと同じOEM元機種で、ファンの種類、回転数を変更した静音電源。
ALL日本製105℃コンデンサ。かなりの静音ではあるが、その分冷却能力の低下を補うために12Vの最大出力が12A落とされている。
そのため、容量を考えた場合のコストパフォーマンスはあまり優れてはいない。あくまで静音向け。3年保証


SKYTEC

 

EVOLUTIONシリーズ

  • 550 +12V 18A/18A/16A 計41A  650 +12V 18A/18/18A 計52A
Toughpower QFanとまったく同じCWTOEMのガラスエポキシ基板の製品で
こちらはすべて日本製の105℃コンデンサを使用。またプラグインタイプでありながら安価。3年保証
 
 

その他

 
剛力・コアパワー・パワグリ・サイレントキングは安いので売れているが・・日陰の存在であると覚悟。
特に安物電源は12Vの容量が少なく、500~600W表記でも12Vの容量を比べると高品位ブランドメーカーの400W並みというような製品も多い。
電源の品質は保証期間にも現れている、高品質な電源では3年以上の保証期間が当然。
PC全体を安く仕上げるときは安物電源が活躍するのでそれは大変結構。しかしCPU、VGAをハイスペックにして電源はボロというような構成は控えたい。
 
 
疲れた。訂正とか続き誰かよろしく…

  • 最終更新:2009-11-15 04:56:54