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HDD

◎ パーツ選定のポイント 6
 

ハードディスク・ドライブ

 
PCの体感速度に大きく響くパーツで、出来る限り高速なものを用意したい部分です。
量産モデルではプラッタ1枚当たりの容量が大きいものほどシーケンシャルアクセスが高速ですが、
アプリケーションやゲームの体感速度に影響するランダムアクセスも高速とは限りません。
詳しくは仕様一覧の項目などを参照してください。
 
予算と用途次第ですが、システム用(高速HDD)と、データ用(大容量HDD)に分けたほうが快適です(特にエンコードや動画配信など)。
バックアップをお互い取れるのも大きなメリットです。
 
 

システムHDDの選び方

 
HDDの体感速度はランダムリード&ライト4KBにもっとも影響を受る。
IntelがSSDを手がける理由 (ファイルサイズ別アクセス頻度のグラフ:英語)
 
CrystalDiskMark2.2(500M以上)のRead(&Write)4KBや
PCMark Vantage or PCMark05のVista(XP) Start up 等のベンチを探そう。
PCMark05, Power Requirements and Temperature (ベンチ一覧:英語)
 
シークの音もけっこう差があるので気になる人は静かな製品を選ぶ。
Noise levels (動作音のグラフ)
 
PCパーツの中で一番の消費物なので故障報告が多い物は避けるのが無難。
1プラッタのHDDの方が消費電力・静音・耐久性の面でやや有利なのでシステム向きだが
現状、複数プラッタの製品に速度で劣るので一長一短。
速度にこだわるならSSDも視野に。

ただしHDDの速度差はあくまで相対的なもので
遅いとされるHDDでも劇的に遅いわけではなくシステム用に使っても何ら問題ない。
高速なHDDは熱を持ち消費電力が多い傾向にあり、価格差も含めて自分のPC構成に要求される最適な機種を選ぶ。
 
 

HDDの推奨

 
システム用のHDDは、ランダムアクセスの速度が一般的なHDDとしては最速の「WD1001FALS」・「HDT721010SLA360」、
前者よりランダムアクセス速度は多少劣るが、シーク音が小さめでバランスの良い「WD6401AALS」・「WD6400AAKS」・「HDT721064SLA360」、
更にランダムアクセス速度は劣るが、シーク音が更に小さくあまり大容量を必要としない場合は「HDT721032SLA360」・「WD3200AAKS」・「ST3500418AS」などがお勧め
 
セカンド以降のHDDは、データ保管庫として使うならWD Caviar Greenが安価&静音&低発熱で○
動画編集など作業場として使うならランダムアクセスの早いHDDがオススメ
 
カリカリ音が気になる場合は、CrystalDiskInfoでAAMを調節するといいことがあるかも。
Feature Toolの場合はv2.12で調節可能。(v2.13でなぜかAAM機能が削除された)
 
 

動画エンコード

 
意外と知られていないHDDと動画エンコードの関係。
 
動画のエンコードをする際は、
エンコ前のデータを読み込むHDDと、エンコ後のデータを書き込むHDDの2つに分けた方が断然速くなります。
 
読み込み専用、書き込み専用に分けることでHDDの作業が半分になり、1台で両方させるより読み書きの速度が速くなるため。
ただし消費電力の増加も伴うため、たまにエンコするという程度のPCなら必ずしも2台載せが良いというわけではありません。
 
 

500GBプラッタ

 
2008年末、いよいよ登場した期待の大型プラッタ。
Seagate/ST3500410AS/7,200rpm (プロトタイプとの噂)
SAMSUNG/HD502HI/5,400rpm
など。

これらの初期500GBプラッタはランダムアクセスが遅く、システム用にはあまり向いていないので注意。
 
Seagateの一部のHDDにファームウエアに関する不具合がありました(現在は解消済み)。
対象製品を使用している人は念のため確認しておきましょう。2ch検索
 
 

消費電力

 
HDDは起動時に(だけ)電力を非常に多く消費するので多数搭載する場合は電源容量に注意。(電源ページの計算サイト等で確認)
特に消費電力の多いSeagateのST31000340ASでは39W、少ないWesternDiditalのWD5000AACSでは20Wというように機種によっても差がある。
 
アイドル時の消費電力も機種により5W以上違う場合があり、
サーバ用途で24時間電源を入れておくような使い方ではHDDの価格だけでなく電気代にも留意。
小容量HDDを多数より、大容量HDDを1台載せる方が電気代においては有利。
 
 

パーティション

 
よく分からなければ、システム用のHDDをインストールしておくアプリやゲームの容量だけ分けておけば問題ありません。
 
Cドライブ:20~100GB
Dドライブ:残り全部
 
詳しくはこちら
 
 

ハードディスクの仕様

 
 
Max 最外周のシーケンシャルアクセス速度。HDDは基本的に外周から使われ外周ほど早い
Min 最内周のシーケンシャルアクセス速度。
AcTime アクセスタイム。データ読み込み準備&転送にかかる平均ロス時間。ランダムアクセス速度に直結。値が小さいものほどシステム向き
Sequential Read&Write 連続したデータの読み込み&書き込み最大速度。たとえば100MBの動画といった大容量データの場合はこちら。
 
その他、HDDメーカー各社のサイトでは製品のデータシートが公開されている。
 
 
 

RAID

 
構造とメリットを知らなければ宝の持ち腐れ。
RAID2以上はオンボードでの利用は非推奨です。
 
基本的にRAID0やRAID5を使用してもあまり早くならず、またRAID0の場合は1台が故障すると復旧が不可能なこともあります。
 
 
 

RMA保証

 
HDDメーカーによる保証や返品交換の規定。
BTOの場合、組み立てた店の保証が優先されるので普通は適用されない。
 
 
 

形あるものいつか壊れる → バックアップ!

 
HDDは、日々過酷な動作を要求される機械であり、PCの中で最も壊れやすいパーツの一つです。
普通に使っていて故障に遭遇することは滅多にありませんが、それでも物である以上、長く使えばいつか必ず壊れます。
 
そのため、「PCが壊れたら買い替えよう」という普通の人の意識は、
HDDが壊れるまで使う(大事なデータが全部消えるまで使う)というデンジャラスな計画だったりします。
 
子供のデジカメ写真など、失ってはいけない大事なデータがあるなら必ずバックアップしておきましょう。
 
 

光学ドライブ

 
DVDやCDの再生をよく使うなら静音ドライブを
そうでなければ書き込み品質(≠速度)の高いものがおすすめです。
 
ドライブ付属でWinDVDやPowerDVDが付いているにこしたことはありませんが、
DVDデコーダが入ったフリーのプレイヤーも多く存在しており、無くてもDVDを見ることはできます。
 
人気の長いPioneer、バランスが良くメディアを選ばないソニーNECオプティアーク(のOEM製品)、書込重視で廉価なLiteOn
この3社のリテール品が今のところ中心のようです。
またLG製ドライブも安価なためBTOではよく目にしますが、耐久性が低く他社のものにしたほうが無難と言われています。
 
CD-R実験室
CD-R,DVD@2ch掲示板
 
 

DVDドライブの推奨

 
書き込みが比較的優秀で安価な「Pioneer DVR-216」(DVR-217新発売)、「ソニーNEC AD7200S」、「IO-DATA DVR-S7200LEB2」、「ソニーNEC AD-7240S」
静音&高品質な「PIONEER DVR-S16J」、
ソフト付きの「IO-DATA DVR-SN24GSB(ソニーNEC AD-7240SのOEM)」、「IO-DATA DVR-SN20GL(ソニーNEC AD7203SのOEM)」
 
 
 
Pioneer DVR-216はNeroDriveSpeedが効かず書き込み時がややうるさいのは注意


BDドライブの推奨

静音で焼き性能もよい Pioner BDR-S03J
無難な作りのパナソニック製ドライブ BUFFALO BR-816FBS (パナOEM)等

見るだけなら安価な商品でも十分
 
 

FDD/カードリーダー

 
特定の用途がないなら「無し」でいいと思います。必要が生じた際に、USB外付で安いのを買えば十分です。
以前はBIOS更新などFDを使ったものですが、昨今はBIOSのイメージファイルもFDサイズを超えるため、安価になったUSBメモリスティックなどを使うのが一般的です。
 
 

SSD

 
無音・省電力・超高速、ただし安価品はプチフリに注意
価格下落で流行の兆し
AMDマザーだと性能が発揮しきれないかも…
 
SLCをMLCの2種がある
書き換え可能回数等SLCの方が性能は高い
ただしIntel曰くMLCでも一日20GBの書き込みで5年保証とのこと
 
[推奨]
Intel製

  • 最終更新:2009-10-07 17:45:12