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PCケース

◎ パーツ選定のポイント 8
 
  

ケース

 
選定基準は、①性能、②メンテナンス性、③外観、の順。もちろん環境に左右されます。
空冷性能と静穏性は二律背反、どのあたりでバランスさせるかがポイント。
側板に通気口がない静穏特化のケースだと、CPUクーラー注文はサイドフローかTOPフローなら丈の低い物に限られますし、グラフィックボードのSLIやCFは厳しくなります
逆に、そこら中に通気口が開いていてファン満載の空冷に優れたケースでは、フィルターなどがないとケース内部に埃が溜まりがちに。
 
[ハイエンドビデオカードが入るメジャーケース]
大型のTEMPEST、COSMOS、HAF、Sniperも入ります

※HD5890が約310mmと巨大なためウルトラハイエンドゲーマーはE-ATX対応ケースなどの奥行きのあるケースを
 
[推奨]
空冷重視:CoolerMaster/CM690・HAF932、Antec/Nine Hundred Two、LanCool/PC-Kxx、NEZT/Tempest、Antec/Three Hundred、CoolerMaster/Sniper
静穏重視:Antec/P-18*、同社/SOLO、CoolerMaster/Sileo 500、同社/COSMOS、Silverstone/SST-RV02、balance/abee
 
 
■ エアフローについて 正圧と負圧
フロントファンの増設は冷却の向上、安定と防塵効果が期待できる
解説中のAir Pressureを受けやすいのは吸気口が少ない密閉静音ケースである
密閉型で吸気が弱いSOLOやP180シリーズで冷却を向上させたい場合は、排気ファンより吸気ファンの強化を優先すると良い
 
■ PCケースのスレッド
 
■ HDDの設置方式
横から挿すタイプとフロント側から挿すタイプのケースに分かれる。
横:ケース内部が広くなり、メンテがしやすい。グラボがHDDと干渉しにくい。CoolerMasterはほぼ横
縦:フロントファンの効率が良い(静音向き)、狭いケースでもHDDと干渉しつつも長いグラボを搭載できる。AntecはSonataⅢ等一部を除きほぼ縦
 
 

よく名前の挙がるミドルタワーケース

 

Antec(○工作精度・剛性の高さ ×内部構造がやや古い)

Three Hundred (リア12cm トップ14cm / [オプション] フロント 12cm x2 サイド12cm25mm厚)

安価でやや小さめな冷却型ケース。裏配線はできないが、3.5インチシャドウベイ横に配線を隠せる構造になっている。
22cmサイズ(9600GT~9800GT、新9800GTX+、HD4850等)を載せる場合、HDDと干渉orギリギリしない程度。
24cm↑サイズ(HD4870)の場合、1~2段目が干渉有。発熱の多いグラフィックボードを搭載する場合、フロントファンの増設を推奨。
 

Nine Hundred (リア12cm トップ20cm フロント12cm x2 / [オプション] フロント内側12cm x2(HDDベイ使用不可) サイド12cm)

冷却型ケース。防塵対策がされていないため、非常に埃が入りやすいとのこと。AB版は内部もブラック塗装されている。
フロント内側にファンを増設した場合、その箇所のHDDベイにHDD搭載不可能。
サイドファン増設時、背の高いCPUクーラーと干渉する場合有。
26cm↑サイズのグラフィックボードを使用すると、HDDベイと干渉を起こす場合有。
デフォルトでファンが十分に用意されているため、ファンは特に増設しなくても問題ない。
 

Nine Hundred Two (リア12cm トップ20cm フロント12cm x2 / [オプション] フロント内側12cm x2(HDDベイ使用不可) サイド12cm)

Nine Hundredの改修モデル。フロント内側にファンを増設した場合、その箇所のHDDベイにHDD搭載不可能。
大きな変更は前面に防塵対策のフィルター、裏配線用の穴、フロントファンの速度調節機能、オールブラック仕様の外観。
デフォルトでファンが十分に用意されているため、ファンは特に増設しなくても問題ない。
Nine Hundred 同様 GTX260以上の長いVGAを使用するとHDDベイと干渉あり。その場合HDDは4台まで
吸気口にはすべて取り外し可能な防塵フィルター付き
排気過多なケースの為、防塵の為にはサイドファンの設置、ファンコンの導入、ケースファンの交換等が必要
 

SONATAⅢ (リア12cm / [オプション] フロント12cm)

電源(EA-500)標準搭載密閉型静音ケース。コストパフォーマンスに優れる。
付属電源はEA-500とモデルチェンジされたEA-500Dが混在している。気になるなら購入時にショップに確認
静音性は高いものの、冷却力は非常に低いためグラフィックボードは9600GT、HD4670より上のグラボは載せない方が無難。
冷却力を維持するためにエアフィルターの最低月1の掃除推奨。
静音タイプで構わないのでフロントファンの増設推奨。HDD複数基orグラフィックボードを搭載する場合はほぼ必須。
 

SOLO(Sonata Designer&Sonata Plus) (リア12cm / [オプション] フロント9cm x2)

密閉型静音ケースの定番。安価な静音PCを手軽に組みたい場合、SONATAⅢとともにオススメ。
Regin等で選べるSonata DesignerはSOLO+EA500モデル、Sonata PlusはSOLO+NeoPower550モデルであり、電源とカラーの差だけで中身の構造に差はない。
付属電源はEA-500とモデルチェンジされたEA-500Dが混在している。気になるなら購入時にショップに確認
冷却力が低いケースのためSOLOも9600GT~HD4670までが許容範囲と言われている。9800GT、HD4830以上は不可能ではないが自分でエアフロー組める自作er向き。
22cm↑のグラフィックボード搭載時、HDDベイ1つと干渉する場合あり。(補助電源位置に左右される。HD4850は1段干渉、新9800GTX+は干渉なし)
26cm↑(GTX260等)サイズのグラフィックボードはHDDベイ自体が邪魔し搭載不可能。
CPUクーラーはサイドフロー推奨。電源もエアフロー的にはストレートタイプが合う。
ENERMAXのMODUやProシリーズの電源とはエアフロー的に特に相性が悪いとのこと。(電源エアフロー逆流報告有)
SONATAⅢ同様、エアフィルターの最低月1の掃除推奨。
静音タイプで構わないので基本フロントファン2基増設推奨。HDD複数基orグラフィックボード搭載時ほぼ必須。
 

P180 P182 (リア12cm トップ12cm 下段12cm / [オプション] フロント12cm フロント内部12cm(上段HDDケージ使用不可))

静音とある程度の冷却を両立したケース。ケースのサイズが巨大のため、設置に注意。
大きな熱源である電源を下部に隔離し、専用吸気ファンを用意。電源専用のエアフローが作られているケースのため電源冷却力に優れる。
このため、SOLO同様密閉型構造だが高スペックパーツの熱処理に耐えられるようになっている。
P180とP182の差は現在塗装のみとなっているとのこと。内部構造が微妙に変わった(やや冷却UP静音DOWNの見込み)後継のP183が近日発売予定。
下段ファンと干渉しないよう、長さが16cm以下の電源を選ぶと良い(大抵は16cm以下)(16cmでも干渉する場合アリ?)
CPUクーラーもSOLO同様サイドフロータイプが合う。
熱処理できる限界はQ9550+HD4850 or 9800GTX+? HD4870、GTX260↑以上は不安?
発熱の多いグラフィックボードを使用する場合、フロントファンの増設を推奨。1基で良い。
5インチベイに鎌平を吸気ファンとして付ければハイエンド構成も可能

P183(リア12cm トップ12cm / [オプション] フロント12cm x2 フロント内部12cm(上段HDDケージ使用不可))

P182の改良モデル。前面のメッシュ化によるエアフローの向上や下段の仕切りをなくしたことで大型電源の設置が可能になった
前面パネルを開けずに電源スイッチが押せる等々
メッシュ化による気になる静音性の低下も体感出来ない程度とのこと
吸気口にはすべて取り外し可能な防塵フィルター付き
ガンメタリック色ならば、よほど価格差が無いかぎりP182・180を選ぶ理由はないだろう

P193(トップ14cm x2 リア12cm サイド20cm / [オプション] フロント12cm x2 フロント内部12cm(上段HDDケージ使用不可))

大型サイドファン&E-ATX対応のP183
静音ケースながらファンの追加なしでNineHundred TWOと同等の冷却力がある
サイズは奥行き以外P183と一緒
吸気口にはすべて取り外し可能な防塵フィルター付き
サイドファンと干渉するため背の高いCPUクーラーは付けられない(サイドファンを取り外せば可)

 

Cooler Master(○内部構造のよさ ×高級機以外の工作精度・剛性があまり高くない)

CM690  (フロント12cm サイド下12cm リア12cm / [オプション] トップ12cmまたは14cm x2 ボトム12cm サイド上12cm)

安価で大型な冷却ケース。長いグラフィックボードを導入する場合おすすめのケース。
ファンの増設可能箇所が多いので、かなりの高発熱構成にもファンを増設することで耐えられるようになる。
サイドに付属されているファンが特にうるさいとの報告があるため、爆音を避けたい場合ファンの交換・移動・停止・取り外しも検討を。
(原因はサイドの通気穴からの風切り音と思われる。)
電源への空気はケース底面から吸気される。(非ストレート電源の場合。ショップによっては防塵を考慮してPCIスロット側から吸気するように組み立てるかも?)
※配線スレによると(構成によりショップも変えるかもしれないが) サイコムはPCI側から吸気 takeoneは底面吸気で組み立てる模様
埃の掃除をする場合、フロントフィルタやケース内だけでなく、電源吸気口も忘れずに。
 

CM690 PURE (フロント12cm サイド下12cm リア12cm / [オプション] トップ12cmまたは14cm x2 ボトム12cm サイド上12cm)

CM690のオールブラック仕様
I/Oパネルが上部へ移動。5インチベイが5個フルで使えるように
 

Centurion5(CAC-T05) (フロント8cm リア12cm / [オプション] サイド?

初期型は電源標準搭載、サイドダクト無しだったが、現行モデルは電源なし、サイドダクト追加モデル…なはず
フロントオールメッシュ仕様。公式の情報少なすぎるので正確なデータわかる方は補足お願いします。
 

COSMOS (ボトム12cm トップ12cm x2 リア12cm / [オプション] フロント12cm)

フルタワーの大型静音ケース。十分なスペースと良好なエアフローで高い静音性を持ちながらハイエンドビデオカードも収めることができる。
(Core i7+GTX285なども可能)
デザインの良さが評判で、フルタワーらしい高い拡張性やメンテナンス性・ケースの作りの良さを持つが、ミドルタワーのものに比べると高価。
付属のファンが静音ファンの中では大きめの音であることと、HDDの冷却が弱いのでHDDを大量に増設するときは別途ファンなどでHDDの冷却力を高めた方がよいことと
COSMOS Sという冷却ケースと間違わないように注意。
 

HAF932 (フロント23cm サイド23cm リア14cm トップ23cm)

フルタワーの空冷ケース。最強の冷却性能に拡張性、メンテナンス性をもち、大型ファンを搭載することによって静音性も損なわないように考慮されている
SLIやCF、OCなどのヘビーユースに非常に適したケース
内部は最新のギミックが満載されており、ワンタッチ式のツールフリーな内部構造。キャスター付きなのも高評価
エアフロー周りの自由度も高く大型ファンは12cmファンに交換可能でサイドには12cmファンを4つまで設置できる
電源も上下に合計2個設置可能で電源が上段配置の時は底面に12cmファンを2機搭載可能だ
上段には14ファン及び12cmファン2個を搭載可能で5インチベイ最上段を使わないならば23cmファン+12cmファンや12cmファン×3にすることもできる
防塵対策がされていないのでエアコンフィルタ等を貼り付けるなど自作するか
エアーダストクリーナー等でこまめな掃除が必須。
 

Sniper(フロント 20cm リア 12cm トップ 20cm / [オプション] ボトム14cm or 12cm サイド20cm or 12cm×2)

プロゲーミングチームと共同で開発された最新の大型冷却ケース
LANパーティーでの使用も意識されており、強度の向上や持ち運びしやすい取っ手
周辺機器の盗難を防ぐ機構
デフォルトで装備されたファンコントローラー(動作ストップ可)とLEDのON/OFFスイッチなどが特徴である
また、内部はHAF932を元にしており
ほぼ同様のワンタッチ式の機構で
作りがしっかりして、質感も高く、デザインも○
昨今のハイエンドVGAを入れても拡張性が失われない丁度良い大きさや
HAFには無い防塵対策(ただし電源下部吸気口には無し、取り外し可能なタイプではない)、底面吸気可能など実によく分かっている
多くのコアゲーマーにとってかなり理想的なケースだろう
ttp://www.techpowerup.com/reviews/CoolerMaster/Storm_Sniper/6.html

Scout (フロント 14cm リア 12cm トップ 14cm / [オプション] サイド 12cm ×2)

Sniperの廉価版ミドルケース
持ち運び用の取っ手や盗難防止機構、LEDのスイッチ有り
CM690と比べても内部が手狭でトップファンと電源ケーブルの干渉報告有り
水冷穴なども無くなっている
内部は、CM690が元になっている感じで
一通りのものが揃っている
外装は非常に魅力的
かっこいいCM690といったところ
ドライブベイが狭すぎるためドライブが傷だらけになる不具合あり
ttp://www.techpowerup.com/reviews/CoolerMaster/Storm_Scout/6.html

Sileo 500 (フロント 12cm リア 12cm)

CoolerMasterがAntec SOLOをフルボッコする為に送り込んだ刺客
側面はもちろん上面・底面にまで防音シートを貼ることによって高い静音性をもった(SOLO以上?)
また、CoolerMasterらしくネジいらずのツールフリー機構などSOLOに比べて内部へのアクセスがしやすい
この価格帯でありながら非常に完成度の高いケースだ
クラマスのケースはHDDが横置きなので長めのVGAとも干渉せずにHDDを設置できるのも魅力
ただし26cm↑のハイエンドVGAはSOLO同様に物理的に搭載不能


その他

Lancool(Lian-Li) PC-K62(フロント 14cm リア 12cm トップ 14cm x2)

工作精度・剛性が高く、できの良いツールフリー機構に低価格とANTECとCoolerMasterの良いところ取りの空冷ケース
吸気口は取り外し可能なフィルターが付いているがサイドファンやボトムファンが付けられないので
正圧で使うにはファンコントローラーの導入、ファンの交換、鎌平の使用など工夫が必要
内部黒塗装・LED・アクリルサイドパネル無しのPC-K60、さらに上部ファン無しのPC-K58などもある

XIGMATK MIDGARD (フロント 12cm リア 12cm /[オプション]サイド 80/90/120/140mm ファン x 1& 120/140mm ファン x 1ボトム 120/140mm ファン x1 トップ: 120/140mm ファン x2

現在の主力空冷ケースCM690に黒塗装+ファンコントローラー(3機まで)を付けたようなケース
それでいてCM690よりもやや安価という恐るべきコストパフォーマンスをほこる
サイドパネルが外しにくい/付けにくいとの報告有り。またしっかり付けられない(一部が少し飛び出る)物もあるらしい。
次期主力空冷ケース候補?
ttp://www.techpowerup.com/reviews/Xigmatek/Midgard/6.html
 

Tempest NZXT (フロント12cm x2 サイド12cm リア12cm トップ14cm x2)

大型冷却ケース。高発熱でサイズの大きいグラフィックボードを導入する場合おすすめ。
フロントファンとサイドファンが青色LEDファンで左サイドがアクリル仕様の光物ケースのため注意。
最初からファンがフル完備されているためお買い得。
5インチベイx3 HDD用3.5インチシャドーベイx8であるが、フロントファンを1個撤去することで
5インチベイx6 HDD用3.5インチシャドーベイx4の構成にすることも可能。
 

balance abee (リア12cm x1 / [オプション] フロント12cm x1)

密閉型静音ケース。SOLOより防振性能はやや劣る?
22cmサイズのグラフィックボードは干渉なしで搭載可能
24cmサイズ(HD4870)以上のグラフィックボードは干渉で搭載不可能
空き5インチベイも吸気口として使われるため、サイドフローのCPUクーラーと相性が良く(吸気UP)、
SOLO等Antecの静音ケースに比べ負圧による温度面での悪影響を受けにくい(ただし埃は入りやすい)
 

SY-J624 Sycom(In-win) (フロント12cm x1 リア12cm x1 / [オプション] サイドファン冷却ユニット)

In-win社製造のサイコムオリジナルケース。
防塵防振加工がしてあり、作りもよく静音、防振、冷却のバランスが良い
グラフィックボードは26cm↑サイズの物は搭載不可能(だったはず)


  • 最終更新:2009-11-23 16:11:11